黒いダイヤ ⑥
コラム 2018.10.15
どーも。
オオクワブリーダーJOE.です。
今回は 菌糸ボトルでの幼虫飼育 を紹介して行きたいと思います。😁
皆さんはクワガタの幼虫は何を食べて生きていると思いますか?
成虫が樹液をエサにしている事はご存じだと思いますが、
実はクワガタの幼虫は朽ちた木の中で育ち、木の中を住居とエサにしています。
また、クワガタは成虫になってからは大きくなれません。
(脱皮などをしない)ですので幼虫の時期に食べるエサが非常に重要になってきます‼️
現在主流の飼育方法としては「菌糸ビン」という物を使用した幼虫飼育方法です。
菌糸ビンとは広葉樹のオガクズ成分をキノコの菌で分解した物で
キノコの菌も生きている状態で使用します。
菌糸ビン飼育は1990年代に日本で生まれた飼育方法です。
今では海外でも注目されている飼育方法で、
キノコの人口栽培先進国である日本だからこそ生まれた方法です。
ちなみにオオクワガタのサイズも年々大きくなっており進化してます。✨
オオクワガタ菌糸ビン幼虫飼育
オオクワガタ幼虫 菌糸ビン飼育の流れ ワン・ツー・スリー
1.幼虫を菌糸ビンに入れる。(菌糸ビン1本目)
2.2~3ヶ月サイクルを目安に菌糸ビンを交換する。(菌糸ビン2本目・3本目)
3.羽化(成虫になる)
基本的にこれだけですが、幼虫を入れた菌糸ビンを管理する温度にだけ注意してください。菌糸ビンの管理温度は18~20℃程度が適しています。この温度以外でも飼育は可能ですが、羽化(サナギから成虫になる事)する時期が変わってしまう事があります。
目安として18~20℃で幼虫を菌糸ビンに投入して、10~17カ月程度で成虫になります。
この過程での注意点は温度管理です。
18℃以下でも日本の気候の範囲内の寒さであれば特に問題はありません。
⚠️注意⚠️
28℃以上の状態がずっと続くようですと幼虫が死んでしまう可能性が高くなり危険です。💀
あまり暑すぎる環境に置きっぱなしにする事は控えて下さい。❌
菌糸ビンの中にいる幼虫はたくさんの菌糸を食べて大きくなります。
このように中の菌糸が減ってきたら交換の時期です。
新しい菌糸ビンに入れ替えてあげましょう😁
これまでオオクワガタ投稿にお付き合い頂きありがとうございました笑笑
JOE.のオオクワガタ達もすくすくと成長しておりますので
来年、羽化したら報告致します🎶
それではまた春ごろに(^^)
まいど。