先日、接客中にニュースで訃報があったことを知りました。

『「ベルセルク」の作者三浦健太郎先生のご逝去』

あまりにショックな出来事で
しばらく言葉が出て来なくなりました。苦笑

そして仕事中にも関わらず
うちの田中オーナーからも
電話が僕宛にあるという…
※それくらいの出来事だったんです

田中オーナーも
【ベルセルク】に関しては
自分で話の先を予想したりしており、
大好きなのは言わずもがな。

僕も「好きな漫画5個挙げて」と言われた際に
好きな漫画が多すぎて悩みがちなのですが
唯一「ベルセルク」のみ
先に挙がって口にしていました。

それくらいの漫画界で唯一無二のものだと思います。

おそらくベルセルクは読んだ事の無い方も多いかとは思いますが
何故、漫画家が世間に
ここまでフューチャーされているのか。
どれほどの世の中に影響を与えていたのか。

いかに凄かったかがわかるエピソードなどを
僕なりに　まとめてみてます。

○大人気漫画　NARUTOの作者は
「この世にはもうベルセルクがあるから」
とファンタジー漫画を諦めたらしい。
＝ベルセルクが無かったらNARUTOも存在していなかったことになる。

○DAIKIやHAYATOも紹介していた大人気ゲーム「モンスターハンター」の大剣、
「ファイナルファンタジー7 クラウド」の大剣などはベルセルクから着想を得たという事実。

○ダークソウルという世界レベルの大人気ゲームの世界観、武器、防具などは
全てベルセルクが無ければ生まれていなかっただろうという位の作品。

○ 鬼滅の刃　作者・吾峠呼世晴さんも
「ベルセルク」のファンであり
作品自体も血生臭い作風や世界観は
ベルセルクを彷彿とさせる部分が多々ある。

○ 進撃の巨人』　作者・諫山創は
インタビューにてキャラクターの着想を「ベルセルク」から得たと言及している。

など逸話が絶えず、ゲームや漫画業界に
あり得ない程影響を与えている神様のような作者です。

漫画の内容としては、
とても小中学生には見せられないような
ダークファンタジーの極み、といった作品です。笑

ですがその世界観を創る想像力と
そして「作画」に関しては
僕個人として
全ての漫画家の中で断トツです。

余談ですが作者自身が
「病気なんですよ」と言うくらいに
全ての絵を一切手を抜けず
描き込みすぎてしまう為、
他の漫画家さんから
「死んじゃうからやめなさい」と止められた事があるというエピソードも聞いた事があります。笑

ちなみに調べてみたら
「未完」となってしまった漫画
【ベルセルク】の今後はどうなるのかと
出版社に質問をしている方曰く、
『今後はまだわからない。今後のストーリーを
聞いてあるアシスタントやスタッフがいれば、後を継いで描く事も「ゼロ」ではない」
との事です。

読まれる方は
13巻あたりで憂鬱になること98％ですのでご注意ですorz

ですが、その後もぜひ読み進めていき、
とんでもなく広大で深い世界観、
そしてゴリゴリに作画がヤバくなっていく
【ベルセルク】
是非是非読んで頂きたいです。

写真は
僕の最も好きなシーンです！！！