コロナに負けるな!【コロナ感染対策】電車の中でできる対策とは?
コラム 2020.05.15
こんにちはNAOTOです。
福岡県も 緊急事態宣言が解除になりましたが
高島市長から
地下鉄では、マスクを必ず着用するように
との要請がありました。
新型コロナウイルスの感染が広まる中、
普段の通勤やちょっとした用事で電車を利用する方は
多数いらっしゃるんじゃないでしょうか?
そこで今回は電車の中で出来るコロナ対策を紹介します!
京都工芸繊維大の山川勝史准教授が構築した、
ウイルス飛散による電車内での感染リスク予測のシミュレーションが注目されています。
満員電車では座席付近より、立っている人が
多いドア付近の方が3倍近くリスクが高まるそうです!
新型コロナウイルスについても似た傾向が予測されるらしく、
次のようなシミュレーションが過去に行われました。
ーーーー【シミュレーション内容】ーーーー
シミュレーションは2009年に大流行した
新型インフルエンザの感染ルートを明らかにするため、
流行当時の罹患(りかん)率を基に13年、
京浜東北線の一車両をモデルに使って行った。
1車両に264人(ドア付近120人、座席付近144人)が乗る満員電車の中で、
ウイルスに感染した患者がマスクをした状態でせきをしたと想定。
1回のせきで放出される飛沫(直径0.005~2ミリ)にはウイルス10万個が含まれるが、
マスクによって9万個の飛散が防げたとして、
残り一万個がどう広がるかを計算した。
ドア付近で立つ患者がせきをした場合、
その飛沫は天井と乗客の間にできる気流に乗って広がりやすくなる。
シミュレーションではドア付近にいる他の乗客9人が感染した。
一方、座席に座っている患者がせきをした場合、飛沫は座っている人のひざの周りに落ちる。
飛沫は空調や天井付近の気流の影響を受けにくいため、
乗客の感染は3人にとどまるという。
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この実験結果から、山川准教授は、
「すべての条件で当てはまるわけではないが、
新型コロナウイルスの感染経路を特定するために
このシミュレーションを使うことができる」
と話しているそうです。
あくまでも満員電車の場合での実験結果ではありますが、
電車に乗る機会がある方は、出来るだけ出入り口付近を避けるようにして
コロナ感染対策を心掛けましょう!