天才かよっっっ ってなる 伏線。
コラム 2018.06.25
漫画大好きすぎて部屋に漫画しか娯楽物がありませんHIROです。
恒例の(まだ2回目)
”あの漫画の隠された伏線、考察コーナー“ がやってまいりました。
パチパチパチ。
前回に引き続き「ONE PIECE」 と他の大人気漫画の伏線をいくつか紹介します。
⚠※ネタバレ注意 ⚠
〜「 ONE PIECE 」〜
黒ひげの能力『イヌイヌの実 モデル ケルベロス』説を紹介しましたが
僕はそれと違う予想があります。
『黒ひげは元々三つ子説』
急に三つ子て。となりますよね。笑
それを仮説とする理由となった点がいくつかあり、
以前にも紹介した、
「黒ひげの歯の抜け方がいつも違っている」
→複数人の人格があるのでは?兄弟?三つ子?
「海賊旗が3つ頭」
→三つ子を表している
とも受けとれます。
そしてONE PIECE内に置けるルールを復習
「一人の魂に悪魔の実が複数宿ると死ぬ」といった点から考えると
前回説明した一人で複数の能力を得ているケルベロス説は少し腑に落ちませんよね。
ですが「三つ子が一体化した状態」であれば「3つまで能力を得られる」とも考えられるのでは?
…そうです。
「三つ子が一体化」てどういうこっちゃ。という話。
ここが「黒ひげちゃん実は三つ子説」
を唱える上でミソ、かつ皆さんが見落としがちな所なのですが、
ここで急に参上「ワポル様」
ワポルとはチョッパー編で出てきた医療大国ドラム王国の王様です。
彼は王様をしていたのですが自分の命欲しさに助かろうと戦いもせず国と民を捨て、
「最低な王様キャラ」をしっかりと確立していたのですが
何故、国を捨て、逃げたのかご存知でしょうか?
実はここで初めて「黒ひげ」という名が登場したのですが
ワポルは黒ひげ海賊団に王国を滅ぼされて自分だけ国から逃げたそうです。
そうだっけ?と知らない方もいるかと思いますが
そんな設定は流しちゃいます普通。
そこまで大事な設定だと僕も当時は考えていませんでしたが
そんな流しちゃいがちなこの話もこんな仮説が立つとどうでしょう。
「ワポルの性格は身勝手で人を物としてしか見ない。
そして「バクバクの実」の能力者で人と人を食べて一人の人間に変えることが出来るが
ワポル王国で生まれてきたばかりの三つ子を遊びか実験かの過程で食べて合体させてしまった(後の黒ひげ)」
こういう仮説を立てると、
大人へ成長して強くなった黒ひげが
自分の体をこうしてしまった元凶のワポルに復讐する為にドラム王国を滅ぼした(ワポルは逃走)
というのも説明が付くかなと。
そして逆にそのおかげで能力を3人分手に入れることが出来ている、という所へ繋がっているのでは、と。
ちなみにこの予想は、読んでいて自分で浮かんだ予想、考察です。
ネットなどで調べてみると同じような予想を立てている人がいましたが笑
ちょいと長くなってしまったので軽めの伏線を。
〜「キングダム」 〜
大人気漫画で有名なネタですが、
主人公の信は天下の大将軍を目指していて、
おそらく最後には天下の大将軍にはなっちゃいます。
(笑)
何故かというと一巻の冒頭部分。
李信将軍と周りから称えられ、かつ王騎将軍の矛を持っているおそらくであろう信の姿がそこにはあります。
大将軍の信の姿です。
未来図を実は初めの部分に書いているんですね。
更に面白いのが「信将軍」ではなく「李信将軍」と呼ばれている事。
信には苗字などは無いはずなのに…
しかも李牧などの主要キャラの李という苗字が付いているという事は…??
など妄想を駆り立てられます。
〜「進撃の巨人」〜
こちらも大人気漫画。
進撃の巨人は色々な伏線や謎が隠れている漫画なのですが、
伏線だけで見ると、様々な漫画の伏線の中で一番気付かれにくく隠しており
純粋に「すげえ」と言いたくなるものが見つかりました。
それは1巻の13ページ
ページの最下部に「−13−」と書いてあります。
はて。
ページ数の記載など漫画や雑誌では普通の事なのではないかと。
僕も気にも留めていませんでした。
それがこの進撃の巨人ではものすんごい伏線となっており、
なんとこの「−13−」を除くページ数の記載は後にも先にもこれっきりという。
ここにしかページの表記は無いのです。
こんなの誰も気付けねえよと。笑
では13という数字にどんな特別な意味があるのか。
13という数字は何点にも繋がっている事があるのですが
例えばでいうと最近明らかになった
「巨人の力を宿した者は13年という寿命になってしまう」というめちゃ大事なルール。
あとはたまに「850」や「848」など謎の数字が出てくるのですが
それを13で割った際、〜年と出てきてそれとあれを足すと…
などの細かい設定が全て繋がってきます。
要するに1巻の1話目の時点でエンディングまでの準備を全て考えていたという事になります。
とんでもねえと思う反面、そこまでの伏線を気付けていない人ばかりの中、この売り上げというのが凄えと感心させられます。
はい。興味の無い方には何もそそられないくどい文だったかと。
ただ既読済みで、そんな設定知らなかったという方はめちゃめちゃテンション上がるよう
頑張って書きました。是非読み直しを。